かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(船便は我が家はすくない方で段ボール65箱)
Mercredi(水曜日)
船便が届く予定の日でした。
子ども達は自分たちのおもちゃが届くのを
とても楽しみにしていました。
息子 「ティラノもね、スピノもね、入れてきたからね!
また戦わせるんだ。(恐竜大好き)」
娘 「ねこねこ日本史がくる!待ってたんだよ~」
夫 「こども大百科も送ってくれた?
後はルーブルの秘宝っていう本と、それと・・・」
(覚えているわけなかろうが・・・夫は先発隊だったため、
船便にはノータッチ←いやタッチしなよ(笑))
家事の中でもお片付けが一番苦手。
物はなくても生活できると、この2カ月で体感しました。
鍋は「ニトリの取っ手の取れるフライパンと鍋」
「蓋つきのフッ素加工の鍋」
この3つで乗り切れました。
(やかんもなくて鍋でお湯をわかしてました、
意外と慣れれば平気)
ボールもないから、ハンバーグをこねる時は
大きめのお椀を使ってました。
そもそも料理も苦手なので、そんなに道具はいらないみたい(笑)
船便の到着を待っている間、
国際結婚でスイスに住む日本人のママ友から電話がありました。
ママ友 「杉野さん?お嬢さんが学校でケガをしたって!
担任から私に電話があって、
ひたいから血がでているし、泣いているから
今日はもう帰った方がいいみたいって先生が。
むかえに行ける?」
私はフランス語がまだまだわからないので、
緊急連絡先を自分と近所のママにお願いしてました。
先生はすぐに彼女へかけてくれたみたいでした。
私 「今、船便待ってるので、一人で帰らせますよ・・・。」
ママ友 「私が行けるからいくわ。困ったときはお互い様!
私もスイス人に助けてもらったから。」
私 「ありがとうございます!助かります。」
そんな電話のあと、すぐに船便が到着しました。
業者の人は、一人日本人、一人スイス人でした。
引っ越し屋さん「段ボールをどの部屋に運べばいいか、
指示をだしてください。」
私 「はい!15番はLの部屋です。(日本人への言い方)」
私 「Oui . Cest …Lシルブプレ Merci.(スイス人への言い方)
(はい、それはLへお願いします。ありがとう)」
業者やお店の人とお客は対等な関係です。
なので必ず「シルブプレ」と「Merci(メルシー)」をつけます。
日本人とスイス人への声かけで、
改めて働く所にも文化の違いを感じました。
そんな段ボールの指示をだしながら玄関にたっていると、
娘が帰ってきました。
ママ友 「迎えに行ってよかったわ。教室でシクシク泣いてたの。
ケガはたいしたことないって先生が言ってたよ。
ショックが大きかったみたい。
子どもの心が不安定だと、こちらの先生ってすぐに
家に帰らせるのよね。」
私 「ありがとうございました。助かりました。
保健室もないからでしょうかね?すぐ帰らせるの。」
ママ友 「それもあるわよね。だって、治療は軽くしかできないから
程度にもよるけど、先生が見ていてこれはママの所へ
帰った方がいいと思うと、早退させるわよ。」
娘は私を見ると、また大きな声で泣いていました。
コンクリートの上で、転んで顔を打ったようでした。
娘 「みんながね Ca va ? Ca va ?って聞いてくれたんだ。
でも、全然Ca vaじゃないから、
何て言っていいかわからなかった。」
んー、ママもわからないなぁ。
フランス語では「調子がよくないんだよ」とは、
あまり言わないようで、フランス語の教科書にも一つの言い方しか
でてきません。
フランス語の先生にも「フランス人は調子悪いとはあんまり使わない」と教えてもらっていたので、覚えてませんでした。
確かに使いません(あ、ここはスイス人ですが(笑))
早く 「Ca va!」って言えるように、なおうそうね。
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