ジュネーヴで子育てについて考えた②「自律に向けて『なんで?』を繰り返す」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

昨年8月、ジュネーブに引っ越してきました。

 

英語もフランス語もできない外国人ですが、

周りの人達のおかげで元気に生活しています!

(「鍵なくしちゃった」と友達!!

 私は自分ができることを考えて彼に提案しました。)

 

 

私は子どもが「自律」できるような子育てを

模索中です。

 

これはいかに「なんで?」と考えてから、

行動できることだと、私は感じています。

 

現地の学校での生活は、

そのヒントがあります。

 

学習を身に着ける方法もその一つです。

 

ジュネーブの学校は教科書は代々の使いまわし、

書き込むこと、汚すことはNGで、

基本的に教室内へ置いておくスタイルです。

 

授業中のノートは取る子もいれば、

何もしないでいる子もいるそう。

 

でもテストはあります。

 

先生は「このページのテストを月曜日にします」とだけ言います。

 

ドリルや参考書はありません。

本屋さんにも売っていません、存在しないそうです。(地元ママ)

 

このテストをクリアする為には2つのことを考える必要があります。

 

『なんで』勉強するのか

『どのように』勉強するのか

 

(ノートを取る必要のない授業で娘はメモをとることにしたそう。

 「私はそうしないと覚えられないから」と娘)

 

『なんで』勉強するのか

 

動機付けはとても大切です。

自分でその意味を考えないと続かないと分かったからです。

 

私 「なんでフランス語の単語を覚えるの?」

 

娘 「テストにでるから」

 

私 「どうしてテストにでると勉強するの?」

 

娘 「いい点数とらないと、先に進めないから」

 

私 「別に先に進まなくてもいいんじゃない?」

 

娘 「フランス語を覚えないと友達と話せないから」

 

理由なくテストをこなして90点とっても、

動機を考えて90点とっても、結果は同じです。

 

でも、私はこの「なんで?」と考えることが、

「自律」していく為にとても大切だと思っています。

 


 

『どのように』勉強するのか

 

「なんで?」の答えがでた後の手段は

結構簡単にでます。

 

私 「単語を覚える為にどうする?教科書も参考書もないよ」

 

娘 「先生が言ったこと、見せたプリントをメモしてくる」

 

私 「どうやってメモする?」

 

娘 「単語は10個ぐらいだから、このメモに書いてくる」

 

私 「そのメモをどうするの?」

 

娘 「家に帰ってきてから、書いて覚えるのと

   テストの直前もこれを見る」

 

娘は10歳、自分の中で答えも手段も持っていました。

ただ、これまで「なんで?」と考えてこなかったのだと思います。

 

自分の気持ちや行動で、

「好きだからこれをする」とか「こうしたいからしている」を

 

「じゃあ、なんでそうするの?」と考えるとその先が見えてきます。

 

 

 

自分で自分の夢や目標を立て、そこに向かって歩めるよう、

「なんで?」と日頃から自分自身をかえりみる癖をつけておく。

 

すると、

自分の気持ちに沿った人生を生きていけるのではないかと、

考えています。

 

(あらwお肉屋さんが異文化の食()

 

それでは最後に、 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~可愛い名詞編~』

 

今週は音が可愛い名詞をご紹介します。

聞いたことがあるけど、フランス語だったのねと感じるかな?

 

 

 la framboise (ラ フランボワーズ)

  「ラズベリー」

  女性名詞

 

なんでしょう、この映画の主人公のような名前!!

マダム・フランボワーズに改名しようかしら、

んー長いなw

 

やっぱりマダム・モコで。

 

それでは

Au revoir

 

 

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