かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
8月にスイスへ引っ越してきました。
英語もフランス語もできないけど、
ママとして子供と笑顔で過ごせるよう日々奮闘中です。
(ジュネーヴ駅のお花屋さん ディスプレイがいつもキレイ)
外国暮らしの面白い所は、文化や習慣が違って、
今までの価値観がフラットになり、
自分がガラッと変わってしまうところです。
『子どもはとても変わる、面白いよ。
特に君の子どもは思春期に差し掛かるから興味深い。』
と日本に住むフランス人の先生に出国前、教えてもらいました。
確かに変わってきました。
こちらの文化を考えながら
シリーズで紹介していきますね。(あ、私ができた範囲でw)
(男女でお花を贈り合うお国柄!)
ここは、(フランス語圏ジュネーブはフランス文化)
性別の「らしさ」など感じず
「平等(対等)」という文化。(サイコー!!)
どうしてこの文化なのか考えました。
その理由は2つ。
①「らしさ」の枠がないのは、
常に「君(相手)」個人を見ているから
②「平等(対等)」なのは、自分の気持ちを伝えるから
① ジュネーヴの現地校では、
恐竜で遊ぶ女子もいれば、
ずっとおしゃべりしている男子もいます。
「え?変じゃない?」というようなものが
でてこないのは、
常に「君(個人)」のパーソナルテイストを
見ているからだと思います。
そして、それは尊重されています。
② 娘の大きな変化は、
同じ歳の男の子にも堂々と「NON」を
言えるようになったことです。
「君はどうしたい?」と常に相手が
こちらの気持ちを聞きいてきます。
オーストラリア人 「これで遊ぶ?(英語)」
娘 「NON 難しいもん(堂々と日本語)」
オーストラリア人 「キックボードは?(英語)」
娘 「NON これも苦手(堂々と日本語)」
あの手、この手で提案してくれて、
以前の彼女なら「悪いなぁ」と思って、相手に合わせてました。
娘
『本当はやりたくなかったんだよ。でもそれで遊ぶって言うから(涙)』 ということもありました。
自分は嫌だったのに合わせてしまっては
従っている感覚になり、
いつの間にか上下がでてくるのだと感じました。
彼女は自分の気持ちを伝えることができます。
相手に合わせることなく、自分の気持ちを話すからこそ、
「平等(対等)」でいられるのかな?と考えました。
そして、いつも「君(相手)」を見てくれるので、
「らしさ」の枠がないのだと感じました。
私も枠はなくなり、自分の夢や希望を
現地の人に話せます。
誰もそれを笑わず、
「スーペル(素晴らしい)」と応援してくれています。
「平等(対等)」とは個人を尊重することなんだと理解できました。
(トラム「路面電車」券売機 犬も乗りますw)
それでは最後に、
『マダムモコの
知っておきたいフランス語講座~性格編~』
今週はネガティブな性格の言い回し、
フランス人はこの性格をネガティブととらえるのかぁ~と
感じた文言を紹介します。
④ Il se vante souvent de ses bienfaits.
「彼はちょっと恩着せがましいことろがあります」
いいじゃないの~いいことしてくれるから
恩も着せるんでしょ?(笑)
それでは
Au revoir
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