周りと比べてしまう人へ

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こんにちは。

雪が降って、
子どもは喜んでます(笑)

今日のタイトルを見て、
「あ、私かも。」と思いませんでしたか?
私もそうでした。

周りと比べるとどんなことが
起こるかと言うと、
次のことがでてきますね。

「自信がなくなる」
「卑屈になる」


例えば、
自信がなくなると「私にそれができるはずがない」と
行動しなくなる。

卑屈になると「○○さんは時間があるから」など
自分ができない理由を探す。

周りと比べると良い感情が
生まれてくるとは思えませんね。

 

私がこの事を考えるようになったのは、
国連人口基金・所長の
佐藤摩利子さんの言葉がキッカケでした。
私のラジオ番組に出演してくれた方です。

私「世界中のママを見てきた佐藤さんから見て
日本のお母さんはどうですか?」

佐藤さん「素晴らしいのよ!私は世界一だと思うわ。
お弁当も作って、子どもの持ち物も管理して、完璧すぎるのに…
自己評価が低いのよ。なんでだと思う?」

私「いやぁ~もっと凄いママいるからですかね~。」

ほら、私も周りと比べてます。

周りと比べる評価方法しか
私はやってきませんでしたから、
自然とそれをしてしまってました。

でも、子どもには、
比べるようになってほしくありません。
だって、
良い感情は生まれませんから。

では、どんな風に考えると
周りと比べずに課題に取り組めるのか?
スイスの学校もこんな感じでした。

「ドイツは子どもを競い合わせない。
勉強もスポーツも習い事も、
自分もしくは自分の将来のためにやるものだと
されているので競い合う必要がない。」
(「生きる力をつけるドイツ流子育てのすすめ」
サンドラ・ヘフェリン)

そう、そう、これこれ。
でも、それで子ども自身が頑張れるのかな?と
考える日本人多いかなと思います。
日本の学校は比べる評価方法ですからね。

私の子どもは当初スイスで、
このやり方に馴染めず戸惑いました。
スイスの先生も娘の反応に疑問を感じていました。
下記は個人面談のやりとりを
ご紹介します。

 

ベルン

スイスの学校に入学して、
3カ月が経った頃の面談でした。

先生「作品の課題がでても、
彼女はすぐに終わったと言って
提出しようとするのよ。なぜかしら?
絵は好きではないの?」

私「いえ、家ではずっと絵を描いてます。」

先生「それを学校でもやって欲しいわ。
どうしてしないのかしら?
もっと時間があるから描いてもいいのよって
言うのだけど…。」

私「あ、もしかして。
日本では図工の時間が決まっていて、
同時間で取り組みます。周りと比べて
時間がかかってしまうことは
良い事ではないのです。」

先生「え!そうなの?なぜ?
みんな同じ時間である必要があるの?
その子によって違うに決まってるわ。

日本のシステムは忘れていいわと、彼女に伝えて。
それと、これも。
『あなたがもし作品に取り組む時間が必要なら、
いつでも私に言って、何とかするから。
あなたのオリジナルを追求し続けて』」

それから娘は、
自分が好きな作品には時間をかけ、
自分がここまでだと決めた作品は時間を余らすように
変化していきました。

つまり、
自分の取り組むべき課題を取捨選択できるように
なっていきました。

得意なものが伸びて、
得意でないものはソコソコ…
みたいな(笑)

そして日本へ帰国し、
まんべんなく力を求められるので、
弊害が起きています。
更に彼女も周りと比べるように
なってきました。

そんな中、毎週わが家にやってくる
フランス人の力で、
比べない思考を取り戻してます。

フランス人「え?周りと比べるの?何の為に?」

私・娘「でたよ、フランス人(笑)」

ありがとうフランス人。
あっさり「なんで?」と言われると、
ぐうの音もでません。
比べて悩んでる自分がもったいなく
感じますよ。

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