日本一時帰国⑬「息子の人格が変わった(笑)」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

子供に日本の学校へ忘れ物を届けに行き、

クラスをのぞいてきました。

 

息子が別人格になってました。

 

ジュネーブへ行く前、日本の学校は小学校一年生の一学期まで

出席してました。

彼は、勉強できるくんですが、積極的に手をあげる人では

ありませんでした。

 

(ジュネーブ現地校に初めて登校した日の写真)

『失敗が自信になったかしら』

 

先生 「ここから3時間半すすむと何時になりますか?」

 

クラス 「はい」

 

先生 「えーっと。○○さん(息子)早いけど、

     さっき答えたからね。」

 

彼は、ちょっと、プッと笑えるくらい真剣な顔で手をあげてました。

先生に指名して欲しい顔をしてました。

 

 

 

ジュネーブでは、

フランス語の数字がわからず、1+3という計算も答えられませんでした。

 

息子 「だって、先生が何を言っているのかわからないんだよ。」

 

私 「そりゃあ、ママだって計算式を読まれたらわからない。

   書いてないと答えられないなぁ。」

 

算数のテストで計算式を読み上げられ、答えだけプリントに書くというものを何度かして「0点」が続きました。

 

フランス語の数字をわかるようになった頃、

算数のテストで一番を取るようになり、

彼はそこからクラスでも市民権みたいなものを得て、

少しずつ友達と交流するようになりました。

(でも、まだまだ、特定の仲良しさんはいません)

 

言葉がわからない「赤ちゃん状態」から、

悔しい思いもたくさんしてきました。

でも、それでも、できるようになったと

自信もついて積極的になったのかなと思います。

 

言葉が通じなくても、「何とかなるよ」と感じられることが

この10カ月で得た大きな財産でしょうか。

 

 

 

 

 

 

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