スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
子供に日本の学校へ忘れ物を届けに行き、
クラスをのぞいてきました。
息子が別人格になってました。
ジュネーブへ行く前、日本の学校は小学校一年生の一学期まで
出席してました。
彼は、勉強できるくんですが、積極的に手をあげる人では
ありませんでした。
(ジュネーブ現地校に初めて登校した日の写真)
『失敗が自信になったかしら』
先生 「ここから3時間半すすむと何時になりますか?」
クラス 「はい」
先生 「えーっと。○○さん(息子)早いけど、
さっき答えたからね。」
彼は、ちょっと、プッと笑えるくらい真剣な顔で手をあげてました。
先生に指名して欲しい顔をしてました。
ジュネーブでは、
フランス語の数字がわからず、1+3という計算も答えられませんでした。
息子 「だって、先生が何を言っているのかわからないんだよ。」
私 「そりゃあ、ママだって計算式を読まれたらわからない。
書いてないと答えられないなぁ。」
算数のテストで計算式を読み上げられ、答えだけプリントに書くというものを何度かして「0点」が続きました。
フランス語の数字をわかるようになった頃、
算数のテストで一番を取るようになり、
彼はそこからクラスでも市民権みたいなものを得て、
少しずつ友達と交流するようになりました。
(でも、まだまだ、特定の仲良しさんはいません)
言葉がわからない「赤ちゃん状態」から、
悔しい思いもたくさんしてきました。
でも、それでも、できるようになったと
自信もついて積極的になったのかなと思います。
言葉が通じなくても、「何とかなるよ」と感じられることが
この10カ月で得た大きな財産でしょうか。
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