スイスで自分と向き合う⑩「何度でも立ち上がる勇気は区別する感情が必要」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

私の周りには「賢者」の人が集まるみたいでw

ここ最近、共通して言われた言葉があります。

 

『完璧なことよりも、何度でも立ち上がる勇気が重要よ』

 

新しいことに挑戦すると失敗が多くて、

自分には向いてないんじゃないかと感じることがあります。

 

『最初から立てる人間はいないだろ?転びながら前に進むんだ』

 

 

 

(目の前で生まれた「こやぎちゃん」もずーっと転んでた)

 

『できないのではなくて、それをやってなかっただけ』

 

つい、うまくいかないと、自分を全否定してましたが、

「人格」と「できない」を区別して考えれば、

傷つく必要はなかったんです。(私は無駄に落ち込んでた)

 

先生 「ともこと、フェルナンドはジュネーブに来て1カ月同士だ!

    二人はフランス語で友達になるんだ!」

 

フェルナンドはスペイン人でした、

スペイン語はフランス語と似ている音が多く、

スペイン語話者はすぐに話せるようになります。

(私はそれを知らなかった)

 

先生 「まずは単語、教室の中にあるものを言うから、

     指をさしてね」

 

フェルナンドは先生のお題に答えていきますが、

私は先生の質問さえわからない!

 

「質問がわからない」も言えないので、

ただずっと首を横にふるだけ。

周りは一生懸命ゆっくり発音してくれますが、

そもそも単語を知らないので、全然答えられません。

 

近くに座っていたカナダ人が英語で

先生の質問を通訳してくれてやっと皆が何をしているのか

わかりました。

 

先生 「montagneは何?」

 

私 「・・・・」

 

カナダ人 「mountain やまのことです」

 

彼は日本が好きで、少し日本語を話せる人でした。

「山」さえも知らなかったことと、親切が嬉しくって、

涙がこぼれるのを必死にとめてました。

 

私はここから1カ月、

ノートを持ち歩き発音を教えてもらってはカタカナで書いて、

マンションの顔見知りの人達に、これは「木」でしょ?と

覚えたことを披露していきます。

 

状況を変えるには、向き合って行動するしかないのです。

 

 

1か月後、

先生 「先週何をしたか発表してみて、ともこから」

 

私 「私は先週、マルシェで日本の大根を買いました。

    ずっと探していたから嬉しかったです。

   日本のスープにしました」

 

先生 「ブラボー!ともこがしゃべったぞ!すぐ皮肉ジョーク」

 

カナダ人 「素晴らしい!ブラボー」

 

教室のみんなはとても喜んでくれました。

私はこの日にやっと「ともこ」として存在しているように

なった気がしました。

 

自分自身で自分を認めることができたのだと思います。

 

 

挑戦し続けることはできない自分と向き合うことなので、

それはキツイですね。

 

それでも、多くの経験からどれだけ自分と対話したかで、

「知識」と「教養」が身に着くのだと信じています。

(勉強のことではないよ)

 

年齢を重ねただけ、私の周りにいる賢者のように、

「人に共感できる人間」でありたいと思いました。

 


(今日、このキックボードが盗まれました!涙

 鍵をかけてたのに・・・楽しかったのになぁ)


 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~ビックリ発音編~』

 

 

 発音すると一文字だけシリーズ

 

 

 「ou」 (オー)

 

「それとも」

 

英語で言う「or」です。

 

表記はほんの少し違いますが、

全く同じ音で、違う意味の単語があります。

 

フランス語こういうパターンが多くて、

文脈で判断ですね・・・難しい!

 

 

それでは

Au revoir

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