ジュネーヴで子育てについて考え㉞「娘の怒りの原因がわかった」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

娘の怒り思考が、

なぜ起きているのか、やっとわかりました。

 

原因は「一人称でしか物事を考えられない」ことでした。

 

 

今日、

娘が泣いて、校舎からでてきました。

 

友達とのトラブルで、

断片的にやりとりを聞くと、

私は「そうか、それは意地悪な子だね」と感じました。

 

でも、論理的に娘と話し合う中で、

彼女の矛盾が見えてきて、

「怒りの原因」も浮かび上がりました。

 

(話し合った記録は自分で振り返る時も役にたちました)

 

 『友達との会話を書き起こす』

 

友達とのトラブルは、

ポケモンカードを自分とYちゃんに彼がくれたのに、

自分だけ「ザコw」を貰い、Yちゃんには「キラキラカード」だった

ということでした。

 

彼 「君はポケモンカードをきっともっているから、

   僕のが欲しければ君のレベルの高いカードを持ってきて」

 

娘 「どうして、Yちゃんにはくれたのに、私にはくれないの?」

 

彼 「あげない。これは僕の大切なカードだから」

&
nbsp;

娘 「どうして私にはくれないの?」

 

彼 「僕のカードだ」

 

これをノートに書いて、娘に音読してもらいました。

 

私 「何か気づいた?」

 

娘 「最初に『大切なカードだ』って言ってくれればよかったのに。

   Yちゃんが貰えたのに、自分が貰えないのは

   不公平に感じる。私はそうしないもん」

 

私 「本当に? じゃあ、こう考えてみて、

   あなたが彼の立場にたって。

 

   その大切なカードは全部同じものだったんでしょ?

   それなのに、一枚ぐらい私にもくれてもいいじゃんって

   あなたは思った。

 

   じゃあ、その大切なカードが日本の友達と交換したもので、

   同じに見えてもひとつひとつ思い出があったら?

 

   彼が大切って言ってるのに、あなたの価値観で決めつけて、

   その上、それを頂戴って言い続けた。

 

   あなたの言動はどう思う?」

 

私 「もしかして、今までのあなたの怒りの原因は、  

   全部自分のことしか考えてないからじゃない?

 

   私は貰えなかった、

   私は不公平だと思った、

   私は傷ついた、

  

   これは全部一人称で話してるよね?

 

    相手を見てる?相手の立場で考えている?」

 

娘は動揺して、目が泳いでいました

 

娘 「私はとてもかっこ悪い、ダサいことをしてきた」

 

 

(おやつにクレープ作りました!この私がw

(船便の段ボールの中から最近発見された

 『スキレット』様。クレープもこれで焼けばおいしかろうとなり・・)

(分厚い() 「ママ、これ完全にパンケーキだよね!」)

 

 

『身近なよいお手本の人を思う』

 

今後、自分勝手にならない為に、お手本の人を思うことに

しました。

彼女の友達にとても優しい子がいます。

その子たちなら、どうするか?と

考えながら対応する練習をすることにしました。

 

私 「友達にこのゲームで遊ぼう、あっちで遊ぼうと言われたら、

   一度その意見を受け入れてみたら?」

 

娘 「OKって全部言う!」

 

私 「それじゃあ、あなたの意見がなくなるよw

   あの子たちなら、自分のやりたいことがあって、 

   相手のやりたいこととどう折り合いをつけてる?」

 

娘 「OKって時と、Nonの時がある。

   でも後で一緒に遊んでくれる」

 

私 「それじゃない?私たちの遊び方を一緒に考える。

   二人称で『わたしたち』って常に思ってみたら?

 

   『わたしたち』はアスレチックで遊ぼう

   『わたしたち』はUNOをいつしようか

 

   家でもそうね

    『わたしたち』はお昼ご飯の準備をしよう

    『わたしたち』はフランス語の勉強をしよう

  

   その為にどうするのがいいのか、提案するのかな?」

 

私だって、何がベストかわかりませんが、

子育てはベターを親子で探り続けるのだなと思いました。

 

 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~笑える発音編~』

 

私の視点で、「ぷっ」と笑える単語を集めてみました。

 

 

 「hiver」 (イヴェール)

 

「冬」

 

まったく「冬」だと想像できない!

フランス語は未知なのよ・・・

 

 

それでは

Au revoir

 

コメント