スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
ジュネーブのベビーカー事情です。
ベビーカーは人混みで遠慮する?
いいえ、堂々と助けて貰ってました。
助けが必要な弱い立場の女性や子供に優しい風土です。
当のご本人達は「困っている!」と強く主張します。
(昨日のワインカーブでの人混み)
『満員電車でも「乗るよ!」とやってきた(笑)』
ジュネーブのワインカーブ(オープンカーブと呼ばれています)は、
帰宅の際、電車は東京の満員電車のようでした。
車内はドア付近にも人がいっぱいで、
都内であれば、次の電車を待つであろう状況ですが・・・
乗ってきます(笑)
ドア付近にいた私。
停車駅でドアが開き、「乗るよ!」と言ってやってきたのは、
双子ちゃんのベビーカー!
私はつま先たちでスペースを空けて、
車内の男性はベビーカーを引っ張り、
「こっちによせよう!」などの声と共に何とかベビーカーが乗りました。
(知人はタイヤに足を踏まれてましたが・・)
私のお腹にベビーカーの持ち手が突き刺さりつつw
電車は走り出しました。
私の足元にはカタツムリを持った2歳ぐらいの女の子。
(ベビーカーのお姉ちゃん)
2歳の女の子がベビーカーと私に潰されないように、
手でベビーカーを押さえて、女の子にスペースがあるか下を向いて注意していると、
先ほどベビーカーを引っ張りあげた男性が女の子に話かけました。
男性 「かわいいね、そのカタツムリの名前は?」
女の子 「シャイニー!」
私は顔を上げて、声がする方を見ました。
驚くことにベビーカーの周りの5人ぐらいが微笑みながら
彼女や赤ちゃんたちを見つめていました。
若い女性と男性、40代ぐらいの男性、30代ぐらいの女性2人、
全員がパパやママではなさそうですが、子供には自分の子か?というぐらいの笑顔を見せて。
(おお!みんな大好きだ~)
と思っていると、次の駅でまた大勢乗ってきます。
女の子が潰されないように背中に手を回してガードしてました。
私は人混みで右に流され、女の子は左へいきます。
あ~もう私の手が届かないかも・・・
と思っていたら、大きな手が私の手に触れて、女の子をガードしてくれる人が登場しました。
ニコっと、私に合図をしてくれて、マダムは彼女を守りながら
左へ流れていきました。
無関心ではない連係プレーでした。
助けが必要なベビーカーのパパやママも、
周りの人に「ありがとう」と言って、
親切を遠慮なしに受け取ります。
こういう場面にでくわして、何人かに「あなたは優しいね」と
話したことがありますが、
「ノーマル(普通だよ)」と返ってきますね。
カックイイ。
コメント