こんにちは。
先日の森喜朗会長の発言を受けて
女性が働きやすい社会について
考えました。
・日本で見た女性活躍できない社会
・日本だからできる変われる社会
フランスにいる友達の言葉や私のスイスの経験、
また、帰国後日本で体験したことをお伝えします。
そして最後に世界から尊敬される
日本人ならきっとできる社会の希望を
お話します。
フランス・スイスから見た日本の女性差別
フランスの友達から、
怒りのメッセージが届きました。
フランス友達 「森喜朗の発言見た?
この人、今の時代でこんな発言していいの?」
よくないです。
世界でも取り上げられてますし。
フランス友達「日本にいるトモコさんは、
こういう人に負けないで頑張ってね!」
ちょっと厳しい言い方をすると、
日本は、
人も社会も周回遅れです。
私はスイスへ行くまで
日本こそ世界のトップと思ってました。
いや、マジで。
でも、ジュネーブで
お互い対等な人間関係の社会を見て、
そこには尊重があり、
これが先進的なことなのかと
考えるようになりました。
スイスの現地校は子どもたちが先生を
ファーストネームで呼びます。
子どもと大人は対等です。
スーパーで女性の後ろにくっついて
惣菜を眺めてるだけの男性など
いません。
そんな人がいたら、
「あの人、家でもああなのよ」と
笑われてしまいます。
大人なら誰でも家事・育児ができます。
だから、子ども・女性・男性が
対等な社会になれるようにする意識が強いです。
この話題は地元紙に月イチで
取り上げられてました。
私は記事を見る度、
こう思ってました。
「こんなに取り上げるなんて、
よほど女性の地位が低いのね。
可哀そうに。」
違うんですね、これ。
スイスはジェンダーギャップ指数が
12位です。
日本は121位。
(あくまで参考値ですが、
それほどずれてないという肌感覚があります)
意識が高いからこそ、
声があがりやすく、
メディアも社会問題として取り上げ続けています。
日本では森さんのような発言があれば
記事になりますが、
普段はあまり見かけないですよね。
では記事を書く人達はと
考えると。。。
そもそも記者の数も
男性と女性が半々ではない上に、
全国紙大手2社は男性多いですよね~。
毎日新聞は女性記者の名前が多くて、
私は読みやすくてファンです。
メディアは先行して社会意識を
取り上げていますが、
メディア事態の働き方が
仕事柄進みにくく
女性は働きにくいのかも。
応援してます。
日本で見た女性活躍できない社会
さて、続いては
帰国後、働こうとした私の話しです
先日、Twitterで
私は下記の発言をしました。
ある女性がハローワークで
酷い扱いを受けたと書き込んだツイートを
返信した時のものです。
「お子さんがいて、年齢も、ブランクもあって、
20代の独身の子が使いやすいですからねー。」
このままでは悔しいから、
仕事を作って働きます。
イイねは210
リツイートは10つきました。
10万人以上の人が目にしてくれた
つぶやきになりました。
つまり共感してくれる人がいっぱいいると
いうことですね。
でも、私にこう話したハローワークの人の気持ちもわかります。
だからこんなつぶやきをしました。
ただ求人募集している企業も昭和が多いかもですね。
ハローワークもそんな事例を見てきたから、
私に「あなたじゃ勝てない」と言うしか
ないのかもしれませんね。
ハローワークの担当者に
そう言わせたのは
社会に原因があるのだと思います。
担当者の性格が悪いわけでも、
担当者が仕事をしてないわけでも
ないですよね。
社会がそうさせていると
皆さんはきっと気づいていますね。
女性が社会で活躍できない問題は、
課題が複雑に絡みあっていますね。
例えば、
男性の働き方、
家事・育児の分担、
子どもの預け先、
介護の負担、
など、これらを一つ一つクリアにしないと
女性活躍社会まで辿りつけないのかも。
日本だからできる変われる社会
ヨーロピアンから日本は尊敬されてます。
スペイン人「ゴミを拾いあう、とても清潔な国だ。」
スイス人「全員親切で驚いた。」
クロアチア人「辛い時でも秩序を乱さない、
本当にすごい人達。」
ポーランド人「親切な国だろ?俺たちは知ってるさ。」
日本人は規律正しく、頭がよくて、親切、
こういうイメージがついてます。
パーフェクトヒューマンじゃないですか(笑)
人の為に、誰かの為に行動できる人達だなと、
外国へ行って日本の良さに改めて気づきました。
渋谷のスクランブル交差点で、
人々がぶつからないのも。
災害時の給水で列を作って
並んでいるのも。
自分の半歩先にいる人達を
思っての行動ですよね。
だから、職場や家庭や学校など、
自分の目の前にいる女性を
大切に思える人達だと感じています。
他人にできるのだから、
知人にするには簡単ですよね。
私も半径3メートルの世界で
自分がどう行動するか、
問い続けて
変わり続けないといけないと思っています。
コメント