かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新しいママ像を模索してきます
(スーパーのおもちゃ売り場 『ショッピングモール内』)
Mardi(火曜日)
先日、息子の誕生日でした。
スイスに引っ越してすぐ訪れたスーパーで(8月)
息子 「僕は誕生日、これが欲しい!」
私 「いいよ。それまでまだ時間があるから、もうちょっとね」
一カ月経って、やっとお目当てのおもちゃが手に入ります!
(ショッピングモール。「まだあるかな?あれ」足取りが早いw)
(スーパーの中のおもちゃ売り場!たくさん!
(「あった!ベロキラプトルにしようかな、角竜かな・・」また迷う)
息子 「どうしよう、やっぱり違うのでもいい?」
私 「いいよ、どうぞ選んで」
息子 「マモー!これにする!とって。」
私 「え?恐竜じゃないの?」
息子 「うん、やめた!〇〇ムくんも持ってた、ポケモンにする!」
私 「え???まぁ、いいけど」
学校にはポケモンや妖怪ウォッチのTシャツを着た子どもも
見かけます。
日本の漫画は人気なようで、フランス語でも「マンガ」っていうらしいです。
(夕飯は家族揃って、子どもの誕生日に夫がいたのは
初めてなんじゃないかな。。。)
(息子のリクエスト「唐揚げ」
ジュネーヴはかたまりの肉しか売ってなくて、「もも肉」を
見かけません。これはフランスで手に入れたもの)
(誕生日ケーキは彼がスーパーで見かけてずっと狙っていたもの)
私 「誕生日に初めて恐竜以外のものを選らんだよ、彼」
夫 「え!誕生日プレゼント買ったの?
youはもらったの?」
息子 「うん・・・。」
夫 「え!パパがゲームをダウンロードで買ったじゃない!」
私 「え!?」
夫 「ちょっと~ママには黙って、買ってもらいに行ったの?」
娘 「ずるい~(大泣き)」
息子 「買ってもらった・・・。」
夫 「そういうことは、いけない!
これは違うと思いながらも買ってもらったわけだろ?」
(この辺りから息子は泣く)
息子は涙をボロボロ流し、娘は大泣き。
夫は怒り爆発直前。
でた!この状況にだんだん笑えてくる、私。
ダメだ、ダメだと思いつつ。
私 「ぶっ!あはははは!超うける!」
夫 「何笑ってんのよ!」
私 「だって、彼は、きっと、ヤバいヤバいと思いつつも、
とても楽しそうに『これにする!』って。
それで、ちょっとうしろめたさもあって、安いものに
したのよね、きっと。おかしいなぁ~って思ったもの」
息子 「うん・・・」
夫 「お姉ちゃんが可哀そうだ!」
私 「じゃあ、お姉ちゃんも同じぐらいの値段のものを
買えばいい。」
娘 「それでいい(そして泣き止む)」
息子がしたことは「ずる賢い」けど、
まぁいいよ、生き抜く力になるよ(笑)
これが2年前だったら、
「ちゃんと育てないと!」と肩ひじ張って、
きっと私も怒ってました。
ラジオを通じて、色々と教えてもらい、
私の考え方が変わったのと、
スイスののんびりした風土が「彼は生き抜ける!」と
思えたのかもしれません。
子供の事も、夫の事も、片目で見ていると、
結構、楽です。
自分以外はコントロールできないから(笑)
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