こんにちは。
先生の指導方法に疑問を感じたら、
お互いにお話した方がいいですよ。
【伝えるメリット】
先生はその子にあった指導方法が見つかるし、
その子は自分の事をわかってくれると
安心して通えますから。
私は過去に伝えてなくて失敗しました。
指導方法に疑問を感じつつ、
周りの評判に流されて4年間、
娘を通わせていたピアノ教室があります。
今なら、
「サッサとやめればよかった。」と
思っています。
理由は娘には合わないやり方だったので、
彼女は楽しくないし、意欲もわかなかったです。
当時の私はこれを
「先生のやり方に合わない娘は
能力がないのだ。」と思ってました。
これ逆なんですね。
誤解を恐れずに言うと、
「その子のやり方に合わせられない先生は
能力がないのだ。」
先生はプロなので、
知識や技術を
どうすれば子どもが習得するのか
徹底的に考える人たちなんですね。
この考えに至ったのは、
スイスでの経験が大きいです。
子どもたちが学校の授業についていけなくて、
先生によく相談してました。
その時の言葉です。
「勉強は我々が教える仕事です。
家で教えなくてもいいですよ。
彼女が理解できないのなら、
我々の指導方法を変えなくてはなりません。」
カルチャーショックでした。
それまでは「先生の指導で理解できないのは私と娘が悪い」と
思い込んでましたから。
1つのやり方が大勢に通じるのは
制御された多くのロボットに対してだけですよね。
だから、
その子どもにあう方法が
見つからなかったら、
お互い相談すればいいだけの話なのです。
理屈はわかりましたよね。
でも実行するとなると
気がかりなことがありますね。
「先生のやり方に注文つけたら
『クレーマー』か
『モンペ』じゃん!」
でも、
これは伝え方で解決できますよ。
【失敗しない伝え方】は下記の順で話すことです。
1子どもの現在の感情
2どうしてそうなっているのか
3こんな風に指導してくれると
助かる
後半は、
実際に私が電話した時の
ことをお伝えします。
まずはプール教室で、
「なんでやり方がわからない!」と
息子に毎回怒っていた先生に電話した時のこと。
私「息子がやり方をわからなくて、
いつも怒られて怖いと言ってまして。」
先生「どうしてでしょうかね。
他の子はできるんですけどね。」
私「順番が一番後ろで先生の声が聞こえないのと、
これまで日本のプール指導を受けてないので、
何となく次はこれをするっていうのが、
見ていてもわからないのだと思います。
外国人が来たと思ってください。
周りが理解しても、彼には詳しく説明を
お願いしたいです。」
お話してから、先生が怒ることは
なくなりましたよ。
伝えるとわかってくれます。
次は、月曜日に
「なんでわからないの!」と言って、
娘に居残りをさせた学習教室の
先生に電話しました。
私「月曜日に娘がわからなかったと泣いて
帰ってきまして…。」
先生「なんかね、わからないって
すぐに聞きにくるものだから、
こうするとわかるよって教えていたのですが。
同じ学年の子も、この説明でひらめいて
くれるんですけどね。」
私「ひらめける材料がないですね。
日本の子と比べて解いてきた計算問題も、
文章題も授業時間も全然足りません。
なので2年前に習ったところでも、
やっていない場合もあるので、
細かく教えて頂けると助かります。」
先生「分数を使うととけるのよって
ヒントを出したのよ。」
私「はい、日本の勉強をほとんどしてきて
ないのでヒントが助けになってないので、
時間をおいてもわからないですね。
娘は何度も聞くと思いますが、
何度も教えて頂だきたいです。」
先生はわかってくれました。
事情を知らないので、
先生もわからないのだと思います。
だから、
お互いにお話した方がいいですよ。
先生はその子にあった指導方法が見つかるし、
その子は自分の事をわかってくれると
安心して通えますから。
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