スイスから帰国した杉野朋子です。
女性会議のレジェンドの皆さんと、市長懇談会へ行ってきました。
娘が子供を生むまでに「安心して子育てできる都市」に
しないといけませんので。
私はスイスへ行くまで、半径3キロ圏内の子育て環境のことしか目を向けていなかったようです。ヨーロッパの子育て意識の高さは、行政に目を向けるキッカケをくれました。
女性会議「質問内容は事前に決まっていて、市長もそれに答える感じ。」
私「国会みたいですね。毎年やってるんですか?」
女性会議「第一回目は1989年。担当所轄課長との懇談会も同じ年にスタートしてるわ。」
私「早い!やっぱり先進的でしたよね。婦人大会誌を読んで、他都市と比べても男女平等への取り組みは、むしろ先頭集団だった印象です。」
女性会議「メンバーが抜けて後に続く人がいないのよ。」
私「市長への質問内容さすがでした。方法を変えないと結果は変わらないと感じました。」
行政と市民団体は男女平等にむけて30年以上前から取り組んでいる中、「母」の悩みが変わらない根底に性別役割が家庭でも社会でもずっと存在しているからだと感じます。
『尊重』が『平等』を生むとスイス人から学び、日本でもそうありたいです。
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