こんにちは。
娘は、日本でなかなか気の合う友達ができないと
悩んでいます。
気の合う友達になかなか出会えないのは、
出会いの範囲が狭いのと、
関係を温める時間が足りてないだけです。
どういうことかと言いますと、
幼稚園や小学校など友達の数は多いけど、
重複している関係の延長です。
そうではなくて、
これまでの知り合いが
全くいない場を
どのくらい持っているでしょうか?
この「場」が範囲と思ってください。
新しい「場」へ足を運べば、
出会う確率も上がります。
いやいや、いないよ~って
思いますよね(笑)
それは「場」の数がまだ少ないのです。
1つや2つで、出会えたらラッキーぐらいです。
私はスイスへ引っ越した時、
知り合いがゼロでした。
ママ友「最初の1人」を作るのに、
半年かかりました。
結果、関係はハプニングがあって発展しないのですが、
まぁ、聞いてください(笑)
出会ったのは、
図書館で行われている
「フランス語教室」です。
その他に、私は3つフランス語教室へ
通っていました。
合計4つですね(笑)
我ながら凄い!
料金は無料もあれば、
1年で17000円などとってもお得。
理由は、
ジュネーブは難民・移民もいるため、
州が行っている安価なフランス語教室が
たくさんあるんです。
フランス語を習得しなければ、
仕事にもつけず生活もできませんから、
この辺りはとても充実していました。
私は現地の人に教えてもらって、
その様な教室へ通っていました。
話をママ友に戻します。
彼女とは私の通っているフランス語教室の1つで
毎週、顔を合わせていました。
やっと電話番号を交換したのは半年後です。(笑)
彼女はスペイン人で英語はできません。
お互い言葉が通じませんし、
文化も違いますから、
手探りで関係を温める感じです。
彼女と連絡先を交換し、
子どもを交えて一緒に遊ぶ約束をしました。
ところが、前日、
確認のメールを送ったところ
送信できなかったんですね。
アドレスの一文字が読めなかったんです。
手書きのメモでしたから。
その後、直接会った時、
その場でメールの確認をしましたが、
なぜか送受信できなかったんです。
それっきり、
関係は進みませんでした。
彼女はその後、1カ月で
スペインへ帰国しました。
あ~残念です。
私は関係の重複しないフランス語教室へ
4つ通ってましたので、
それぞれの教室に0~1人ぐらい友達ができました。
その他、学校や子供の習い事での出会いなど、
今も関係が続いている人が居ます。
出会いの範囲を広げて、
時間をかけると良い関係はできていきます。
ただし注意点は、
話していて心から楽しいと
感じる人と関係を築くことです。
後半は、
現在、日本の学校で気の合う友達が
できずに悩んでいる娘との会話を紹介します。
学校へは行きたくない娘。
友だちと話が合わず落ち込んでいます。
娘「学校へ行ってもつまらないし、
友だちの話を聞いていても、
何を言ってるかわからないの。」
私「そうなの。」
娘「洋服の話が多いかな、
私は日本の服のことがわからないから。
ついていけないんだ。」
私「そっか。」
娘「あ~スイスの友達に会いたいよ。
日本に気の合う友達なんかいないよ!」
私「(笑)学校へ行き始めて、まだ四カ月でしょ(笑)
ママはピッタリの仲良しの友達に出会うのに5年かかったから。
それまで、ちょっとずつ友達はいたけど、
あ~この人達だっていう友達は5年間出会えなかったのよ(笑)」
娘「え~ママ、ヤバイじゃん。」
私「気の合わない人と居ても、
自分が辛くなってくるからね。
それなら出会いを求めてウロウロするのも
ありだよ。」
娘「確かに、学校でしかまだ出会ってないわ、私。」
娘よ!その通り(笑)
気の合う友達になかなか出会えないのは、
出会いの範囲が狭いのと、
関係を温める時間が足りてないだけです。
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