子どもが「学校へ行きたくない。」と
暗い顔で話してきたら、
「どうして?」と聞きたくなりますね。
わが家の場合はこれを聞いても、
「嫌だから。」しか言いません。
本当に嫌なことは大人でも
話にくいですよね。
ではどうすればいいのか?
子供が話すのを待つ
え?それじゃあ、不登校の理由わからないし、
解決できないじゃんって思いますよね。
でもこれを聞くと納得です。
教えてくださるのは…
東京シューレ葛飾中学校
校長・木村砂織さん
この学校は「不登校」が入学条件の学校です。
木村さんは30年以上、不登校の子に
携わってきました。
私の担当している番組にご出演くださった時の
内容を共有しますね。
(2020年5月コロナ休校を受けてジュネーブと東京を繋ぎ
ネット対談もしました。)
木村先生は子供に寄り添う真髄みたいなものを
教えてくれます。
木村先生「子供が不登校の理由を話したくないと
言ってるなら聞かないんですね。
根掘り葉掘り聞いても関係が壊れるだけで
いいことはないんです。」
私「親なら心配で聞きたくなりますが。。。」
木村先生「困っているのは誰かということです。
子どもですね。その子が今、そうしたいと
言うならばそのようにするといいと思います。」
私「親も困っているんじゃないでしょうか?」
木村先生「そうですよね。そこなんです。
子供と親の感情を区別しないと進まないんです。
子供は行きたくない、親は行かせたい、だから理由が知りたい。
不登校は難しくって、なかなか子供の立場で考えられないんです。
教育機会確保法ができても、学校も家も『行かせよう』しか
向いてない気がします。選択肢はいっぱいあるはずなんです。」
私は木村先生と出会って、
今まで自分の子育てを
大いに反省しました。
子供の声を聞けば、
その子が今どうしたいか言ってますね。
性格がわりとフランス人の娘は、
日本の学校で2回いじめにあっています。
(スイスではなし)
木村先生「心のエネルギーがたまるまで
家で充電するといいです。いっぱいたまると
またどこかへでかけたくなるんですよ。」
子供が理由を言葉で話してくれるのは
数年後だと木村先生は続けてました。
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